先月末、坂井モーター本社2階にAEDが設置されました!(アネシスサカイ本社は坂井モーター本社の3階です。)
設置のタイミングでAED講習を受講しました。
大切な人が倒れたときに...と考えると緊張して鳥肌が立ちました。
今回の講習での学びは『倒れた人を見かけたら自分が1秒でも早く動く』ということです。
頂いた資料によりますと...蘇生のチャンスは1分ごとに7~10%低下すると言われており、9分経つと救命率が0%に近くなります。
救急車が現場に到着するまでに平均8分ほどかかるそうで、救急車が来るのを待つだけでは間に合わないということになります。
救急車到着までにできることは自分たちで実践しなくてはいけません。
【心肺蘇生とAEDの使用の流れ】
①周囲の安全確認(上から落ちてくるものがないか、車が来ていないか等)
②反応を確認
両肩を軽くたたき、呼びかけを行います。(反応がある場合は具合を尋ねます)
③(反応がない、意識がない場合は)大声で応援を呼びます!「119番通報をお願いします!」
※その際、周りにたくさん人がいても「(個人を指して)あなたが119番通報してください」とお願いをします。
AEDを持ってきてもらいます。
④呼吸の確認
胸と腹部の動きを見ます。(最近は感染症対策もあり、口に顔を近づけての確認ではないそうです)
⑤心臓マッサージ30回+人工呼吸2回(人工呼吸は技術と意思があれば)を行います。
心臓マッサージは胸部を約5センチ沈む強さで100~120回/分のテンポで強く、速く、絶え間なく圧迫する
(昔参加した講習では「世界に一つだけの花」のリズムでやるといいと習いました)
※心臓マッサージは、やってみるとかなり大変でした。男性がいれば男性優先でやっていただく方がいいとのことでした。
⑥AEDの操作
電源を入れてガイダンスに従い操作を行います。
(意識が回復してもAEDはつけたままにしておく。心電図が記憶されているとのことでした)
AEDを使わずに済むことが何よりですが、もしもの時に大切な命を守ることができるよう、準備しておきたいですね。
家から一番近いAED設置場所はどこか、調べてみてください。(私の家の近くには24時間使用できるAEDはありませんでした...T_T)